トカレフに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『トカレフ』に投稿された感想・評価

パチンコ,新聞製版所,幼稚園バスドリフト,誘拐映像,キャラクター巨大風船前記念撮影,ゴミ袋,ホームビデオ巻き戻し,新聞山,似顔絵FAX,風車,お祭り,放火,パトカー奪取,銃撃戦
どんよりした色味が、何考えてるかわかんない佐藤浩二、ゲームのように進んでいく誘拐劇を不安で不快なものにする。楽しめたし観て良かったけど再度観るのは辛いかも。顔に続き、新たな佐藤浩二の一面を知った。

阪本順治はあまり合わないが、これは面白かったな。
この映画での佐藤浩市の悪役像はいかにも平成的で、昭和世代の三國連太郎には無かったもの。

二人の対決に向けて周囲がどんどん削ぎ落とされ、終盤は黒澤の…

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yontanu

yontanuの感想・評価

3.8

1ヶ月くらい前に観たのにもう結構忘れてるのだけど笑

あのアバンタイトルのかっこよさは忘れないわほんとかっこいい
この頃の邦画の良さを表してるような映画

人が人でなくなるような瞬間
理由のない行い…

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テリー

テリーの感想・評価

5.0

全編通して90年代特有の不穏さと冷たさが画面に充満している。ファーストカット、バスの撮り方、薬莢の落下音などどの要素を切り取ってもスタイリッシュに描かれている。説明を省いた暴力の連鎖にただただ圧倒さ…

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怖しい!大和武士対佐藤浩市。中盤まで途轍もなくヤバい映画を観ている感覚と狐につままれたような気持ちで見入るしかない。二人の状況・心理描写一切なし。これが後半で凄い引力になる。北野武と黒沢清に最も近づ…

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QRP

QRPの感想・評価

2.5

阪本順治って荒戸源次郎のところから出て来た人だったんだな。90年代半ばにしてATG感の強い作品。前半部分はわりと緊張感漂うタッチで特に誘拐に至るまでのバスが信号に何度かつかまる一連のシーンが良かった…

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これは物凄い。

普通の映画なら描きそうなストーリーテリングの細部を大胆に省略している一方で、普通の映画ならもう少しサラッとしか描かなそうな瞬間をスローモーション等を使って引き伸ばす。その演出の異様…

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フィルセンの90年代特集にて。
佐藤浩市の艶のある不気味さは出色。
中身の見えない黒いゴミ袋が、暗く鬱屈したあの90年代の表象に感じた。
A

Aの感想・評価

2.5
わかんないこと多すぎるし変すぎる映画だったけど異様な魅力があるのはわかる。どんどん純度が高くなっていくところとか。

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