鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星の作品情報・感想・評価・動画配信

「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

劇中の音楽とアームストロング少佐のウインクが素敵
Mao

Maoの感想・評価

3.6
ハガレンでは無い感じ。シャンバラが良すぎてちょっとガッカリ感
HK

HKの感想・評価

3.7
荒川弘原作の人気漫画のアニメ映画。ボンズ制作。原作を忠実になぞったアニメ第二期とキャストもほぼ同じである。監督は『彗星のガルガンティア』などの村田和也。キャストは朴璐美、釘宮理恵、坂本真綾などなど

禁忌を犯して右腕と左足と体を無くした錬金術師の兄弟が、失ったものを取り戻すために賢者の石を求めてアメストリスを旅する。アメストリスと隣国クレタの国境の間に存在する、嘗てミロスと称されたデスキャニオンに本拠地がある反乱軍に属する少女と彼らは出会うのであるが…

ボンズの作画力、特にバトルシーンにおけるうねうね動く箇所は非常に素晴らしい。だからこそ、見応えのあるバトル作画によって前半の列車上での攻防などはとても面白かったですね。

ただ、脚本力がちょっと色々と駄目だったのかなと思うのありまして、全体的に説明過多のような箇所でちょっと緩慢としてしまう所があるのですよ。ミロスがどうしてここまで荒廃したのかの説明とか、もうちょっと映画的で映像的な説明の仕方があったとしても良かったような気がします。

そこが、もうちょっと言葉による説明以外でやっていれば、そこまで悪い作品でも無いように思えたのですがね。

劇中、中盤の一番の盛り上がりどころとして、映画内におけるある主要登場人物の裏切りが行われるが、あそこで正体を出す所も、なんかそれまでにフラグを回収しているためになんか読めた。

普通ああいう纏まった所で作戦プランを立てる間についに禁断の扉が開きかけると誰かが裏切るんですよね。まあ、今回の映画もそのような手法を見事に上手く利用しているというか、よくできていたと思いますよ。

ついでに、言えば本当のお兄さんの正体というのも、なんか裏情報何も知らずに見たのですが、それも読めましたね。はい。やっぱり顔があまりはっきりと見えないとなると、そりゃこいつが本当のお兄ちゃんじゃね?てなるじゃないですか。

そしたら、まんまその通りの展開をしたので、とても嬉しかったんですけど、逆に言えば、予想通りであまり驚きがないような展開だったので物足りなさも出てしまったような気がしますね。まんま犬神家の一族の助清のトリックみたいなものですよねこれ。

全体的にも、世界観とかキャラクターの動かし方、他にもミロスの住人の衣装のデザインなどから、どことなくジブリ色が出ている。

劇中でヒロインのジュリアが例の裏切りのシーンでぶちぎれるんですけど、あそこで髪がもわっと盛り上がる、あそこの盛り上がり方が、まんまジブリにおけるそれと近しいのがよく分かりましたね。

ただ、戦闘シーンの迫力はすさまじい。近接戦でもうねうねと動く描写は、最早今のアニメの技術だと中々見ることなんてできないのではないのでしょうかね。

遠近感を所々ぼかしていたりすることで、敢えてそのような絵的な歪みを全面に出す所とか、とても良かったと思いますよ。ただ、やっぱり終盤の溶岩を食い止める所も、それはそれですごいんですけど、登場人物の心情や葛藤を入れるために口論とかにして、「ちょっとちょっと、溶岩流れちゃうよ?はよしろ!」て思っちゃうのが、ちょっと残念。

最後は、釈然としないハッピーエンド。エドがそれっぽいこと言ってラストを閉めるんですけど、なんか納得できない。お兄ちゃんだってそこまで更生している訳じゃないのに。

ヒロインの終わり方が、ヒックとドラゴンのそれと近いというレビューを見かけたのですが、やっぱりオマージュなのかなと思っちゃたり。

まあ、アクション映画としての作画の気持ちよさはすごい良かったと思いますよ。いずれにしても見れて良かったと思います。
エンディングが激アツ
神城悠

神城悠の感想・評価

3.6
脚本 22
演出 14
好み 21
演者 7
映像 9

合計73点
主題歌はヤバイ
ストーリーは普通、アクションもちゃんと動く。

迫力で言うと、旧ハガレンの方が圧倒的描き込みだった。ただあっちはダークすぎるけど。
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