ウエストレイク

歓びを歌にのせてのウエストレイクのレビュー・感想・評価

歓びを歌にのせて(2004年製作の映画)
3.9
世界的有名指揮者のダニエルが演奏中に倒れてしまい第一線から退ぞくが、幼年期を過ごした村で聖歌隊を指導する話。

彼は音楽の天才であり、少し変わった人。
有名指揮者だからって偉そうにしていない純粋に音楽を愛する少年の様な人。

聖歌隊メンバーは皆それぞれ悩みや問題を抱えていて、旦那からの暴力に悩む者、容姿をバカにされる者、障害者だから相手にされない者、おかたい牧師の妻が故に抑えつけられる者。
そんな人々を惹きつけ、閉鎖的な村に音楽を通して変化をあたえていく。

あきらめてきたことや、 悩みや痛みに向き合い、自分を変えようとチャレンジし始める。

似たような境遇の方には響く作品だと思います。


中盤にある本編の山場ともいえる、旦那の暴力に悩むガブリエラのソロ。
『Gabriellas sång』
歌う歓びを吐き出す歌唱には心が揺さぶられました。

スウェーデン語の日本語字幕は、一旦英訳されてから日本語訳がつけられる事が多いらしく、結構ぐちゃぐちゃな日本語訳になりがちだが、今作の歌の字幕はバッチリだそうです👌


終わり方は、なんでそうなった😲って感じで賛否があると思います。
自分はあまり好みではありません🙇🏻‍♂️

聖歌隊があの後うまくいくよう応援しております。



映画コメンテーターLiLiCoが生涯ベストと発言していたのをきっかけに鑑賞。
ウエストレイク

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