オーウェン

カイジ 人生逆転ゲームのオーウェンのレビュー・感想・評価

カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)
3.1
たまに原作は見るが、1話丸まるカイジの思考だけで通すなど進み方が異様に遅い漫画として記憶している。

その駆け引きが人気なんだろうが、もう少し早くけりをつけてくれよと何度思ったか(笑)

その映画化だがいつも汗を掻いている印象があるカイジ。
そんなギリギリな状況を再現している、ゲームの数々。
先読みするもよし。深読みするもよし。でも読みすぎると…

まずはこのくず人間たちが落ち込む設定を理解しなければ映画には入り込めないだろう。
一本橋から落ちたら人殺しの疑いだとか、こんな組織がどこにあるんだよなどと、決して思ってはいけません(笑)

誰も信じられない状況でも、最後に行き着くのは信頼というのは適切な答え。
逆転していく過程。這い上がっていく過程がやはり見所。

時折藤原竜也はやりすぎの感があったが、熱さは存分に。
デスノートコンビの共演もありなど楽しめる構成。

香川照之は相変わらず巧く、登場するたび画面を活気付ける。

くれぐれもお金の借りすぎにはご注意を(笑)
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