すごく見入ってしまうとても面白い映画でした。「カイジ」とは、主役の伊藤カイジ（藤原竜也）の事なんですね。
アルバイト生活をしているカイジは、借金の保証人になっていたため借金を抱えしまいます。そのお金を返済出来ないカイジは、金融会社社長の遠藤（天海祐希）に言われ、豪華客船で行われるギャンブル・クルーズに参加します。そこには、カイジと同じような人が集まっており、勝ち残れば借金がなしになるゲームが行われていました。
とにかく、カードゲームの心理戦が面白いです。これまでの私の映画人生の中で、一番面白いゲームシーンだと思います。ゲームの駆け引きや心理戦の表現が見事で、素晴らしいとしか言いようがありません😄。
それと、カイジが、負け組のクズからだんだんと勝負に強くなる過程が面白いです。だんだんと、コツを掴んで勝負が上手くなってきます。また、藤原竜也さんの演技がすごく冴えています。
カイジは、ビールをすごく美味しそうに飲みます。ビール会社の人が見たら嬉しくなっちゃうだろな。きっと映画を見ると、一杯飲みたくなりますよ😄。
悪役の利根川を演じる香川照之さんの演技も素晴らしいです。話し方といい存在感といい悪いヤツの雰囲気がよく出てました。
ところで、最後に出て来ますが、屋根に上がれるタイプの屋形船は、風情があっていいですね。コロナでずいぶん風評被害を受けたみたいだけど、復活するといいなと思います。
さて、この映画は、期待以上に面白い映画でした。続編もあるようですので、そちらも見てみようかと思います。
