たけちゃん

ダーク・シャドウのたけちゃんのレビュー・感想・評価

ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)
4.0
愛とは決して後悔しないこと!


ティム・バートン監督 2012年製作
主演ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、4月22日は「カーペンターズの日」です!

カーペンターズファンでもある僕がこの日を祝わないわけにはいきません( •̀ω•́ )و✧


なので、まずはこちらから、音ネタ💩ウンチクン\(^o^)/


4月22日はカーペンターズがメジャー契約を結んだ日で、カーペンターズの40周年を記念して、2009年に「カーペンターズの日」として制定されました。なので、来年が50周年です。


僕は、生まれて初めて買った洋楽のレコードがカーペンターズの「シング」なんですよね~。思い出がいっぱい。小学校の4・5年生だったと思うんですが、自分のお小遣いで買いましたよ。

昔から女性の声が好きだったのか、カレン・カーペンターの次に好きになったのは、オリビア・ニュートン・ジョンでしたからね( ¯−¯ )フッ
ロック少年になる前の純粋な頃ですわwww


細かいことは覚えていませんが、この曲、「セサミストリート」で歌われた曲ですし、きっとテレビで見たんだと思うんですが、ものすごく好きになってしまったんですよね。僕の洋楽好きの原点です( ˘ ˘ )ウンウン


だから「プリーズミスターポストマン」なんかも、ビートルズより先にカーペンターズで知ってましたしね。まぁ、ビートルズを聴いて、あのソフトな曲がこんなカッコよくなるんだと余計に感じたわけですが……( ˘ ˘ )ウンウン

そんなわけで、今日は1日、カーペンターズを聴いて過ごしました(笑)






さて、映画に戻りましょう(^-^)/

そんな「カーペンターズの日」に、カーペンターズが使われている映画を観ようと探しました。
すぐに思い出したのは、ラッセル・クロウ主演の「パパが遺した物語」ですが、レビュー済みですし、もちろん、音ネタのタグも付いています。


あと、観てないんですが「ふたりの誓い」は1970年製作の映画のワンシーンで歌われたものを気に入った兄のリチャードがカーペンターズでカバーし、ヒットした曲で、今ではこちらの方が有名ですよね。でも、この曲で、アカデミー賞歌曲賞を取ったんですよ。調べたら、フィルマークスではレビューゼロでした(笑)


そんな今日、僕が選んだのは、ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演のダークファンタジー「ダーク・シャドウ」です。←ヤッパリ、タケチャンダw




いやいやいや、カーペンターズの持つ雰囲気と映画が違いすぎるでしょうって……(笑)
でも、使っているんだから仕方がない( ˘ ˘ )ウンウン


この映画、評判悪いですが、僕は好きですよ。
元々は1967年から1971年まで放送されたアメリカのテレビシリーズです。映画にはオリジナルキャストもカメオ出演したそうですが、僕はオリジナル観てないので、わかりません(T_T)


でも、映画の方はなかなかのキャストですよ!
主演のジョニー・デップに始まり

魔女役のエヴァ・グリーン
末裔の女主人にミシェル・ファイファー
精神科医のヘレナ・ボナム=カーター
ヒロインのベラ・ヒースコート
そして、
女主人の娘クロエ・グレース・モレッツ\(^o^)/

あと、アリス・クーパーも本人役で出演(笑)



ねっ、サイコーでしょ?
ヒロインで妖怪人間みたいな名前のベラちゃんって、「高慢と偏見とゾンビ」で、リリー・ジェームズのお姉さん役だった子ですね。一番の美女と呼ばれていた……。ゴシック作向きなのか?白いタイツがたまらんなぁ……。

クロエちゃんは、ツンデレな娘で、なんと狼人間(笑)
でも、登場シーンから、萌えました( ¯−¯ )フッ

エヴァ・グリーンも綺麗でしたね~。
僕は彼女、好きですよ(((❤´艸`)
今作はミス・ペレグリンよりも若いしね。


あとは、ティム・バートン監督の作る作品の雰囲気が好きかどうかですよね。ゴシックホラーも大好きなので、僕はドンピシャです!




魔女の呪いにより、18世紀にヴァンパイアにされた主人公が、20世紀に蘇り、没落した一族の末裔を再生するストーリーです。

1972年の設定なので、ニクソン大統領の話題やベトナム戦争、男女同権など、面白い会話も出てきますよね。
背景が分かるともっと楽しめますよ( ˘ ˘ )ウンウン






はい、ここで戻って、音ネタ💩ウンチクンです。

カーペンターズ目的で観たんですが、他にもいい曲、てんこ盛りです!

カーペンターズの曲が使われるのは、屋敷のリフォームシーンです。曲は「トップ・オブ・ザ・ワールド」、名曲中の名曲ですね。ここで使うかぁとは思いますけど(笑)、「世界の頂点で、天地創造を見下ろすの」という歌詞と合わなくもない( ¯−¯ )フッ

それにしても、この映画、ゴシックホラーと言うよりは、コメディですよね。特に、この曲が流れる場面は。テレビに映った歌う小人としてカレンも登場します(笑)。そして、バーナバスはマイケル・ジャクソンにしか見えなかった……( ˘ ˘ )ウンウン





オープニングタイトルに合わせて、ヴィッキーの列車での移動シーンに流れるのは、イギリスのプログレバンド、ムーディー・ブルースの不朽の名作と言われる「サテンの夜」(1967年)です。発表当時は、アメリカでは曲が長すぎると(7分ある)とシングルカットされなかったのが、1972年当時にラジオから火がつき、全米2位を獲得することになる曲です。


クロエが演じるキャロリンの部屋で流れるのは、イギー・ポップ&ザ・ストゥージズの「アイム・シック・オン・ユー」ですが、素晴らしい選曲ですよね~。これは妖艶で、クロエの魅力全開。はぁ、大好きクロエ。

クロエの部屋にはデヴィッド・ボウイやイギー・ポップのポスターが\(^o^)/


さらにその後、居間で踊る時にかけるのが、ドノヴァンの3枚目のアルバム収録の「シーズン・オブ・ザ・ウィッチ(魔女の季節)」です。この曲とクロエのダンスの雰囲気がサイコーですよね。
ドノヴァンはスコットランド出身のミュージシャンで、1960年にはフォークロックで一世を風靡しました。
この曲が入っている「サンシャイン・スーパーマン」は、ビートルズの「リボルバー」に次いで2位を記録。作品にはレッド・ツェッペリン結成前のジミー・ペイジらが参加していました✧*。(ˊᗜˋ*)✧*。


プレイヤーの横にはT・レックスのレコードが立てかけられていて、後で「ゲット・イット・オン」も流れます!イカス!


カーティス・メイフィールドの「スーパーフライ」は誰でも分かる場面で使われてますね。だって、劇場で上映中なんだもん(笑)


あと、大好きディープ・パープルの「ハイウェイスター」やブラック・サバスの「パラノイド」、さらには、エルトン・ジョンの「クロコダイル・ロック」まで。

エンドロールで流れるのはキラーズの「ゴー・オール・ザ・ウェイ」ですが、この曲、元々はラズベリーズの曲で、オリジナルは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で使われたんで知ってましたが、こちらはカバーです。キラーズって2003年デビューのアメリカのバンドなのですよね。昨年出したアルバム「エブリシング エブリシング」が全米1位になった気鋭のバンドです!


あっ、もちろん、本人役で出演しているアリス・クーパーの曲も2曲使われてましたね。なんたって、本人がライブするんだから。これ、使われるとは言わないかな?ジョニデと仲いいから実現したんだよね、きっと(^-^)
はぁ、こりゃ、たまらん( ˘ ˘ )ウンウン


映画の音楽監督は、ティム・バートン監督作御用達のダニー・エルフマン。
ダニー・エルフマンって、元々ロックバンドの「オインゴ・ボインゴ」のメンバーで、そのグループのファンだったティム・バートンが作品の音楽を依頼してからの盟友ですね。オインゴボインゴ自体が映画音楽みたいな不思議な曲を演奏する変わったバンドでしたが、僕も昔聴いていて、けっこう好きだったなぁ(^-^)



あーっ、楽しかった😊
音楽的にもめっけもんの作品でした\(^o^)/
曲に興味があれば、映画もどうぞ!
圧倒的に音楽の話題ばかりのレビューでしたね。
カーペンターズ色は薄かったけど……(笑)