motoietchika

バッド・エデュケーションのmotoietchikaのレビュー・感想・評価

バッド・エデュケーション(2004年製作の映画)
3.9
美醜のせめぎ合いを、虚構と現実の交錯により描出する傑作
同性愛に美しさや忌避感、気持ち悪さなど多彩な視点で描き出していて、その視座がすごい。

たとえそれが信仰に背く行為だとしても、自分自身に嘘を吐かずに愛を求めることは美しい。
だがそれが自分自身を欺いたり、何か別の目的のための手段となる醜さよ。

幼少期の神父による性的虐待が大きな傷跡になっている二人だが、大人になって彼らは……。
なるほどこれは悪しき教育であり、悪循環の教育だ。