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バッド・エデュケーションのKotaのレビュー・感想・評価

バッド・エデュケーション(2004年製作の映画)
3.4
“その瞬間、僕は信仰を無くした。”

スランプ中の若き映画監督エンリケ(フェレマルティネス)の元に脚本を持ってやってきたアンヘル(ガエルガルシアベルナル)。実は二人は幼い頃に同じ教会に住み恋に落ちるが、小児性愛者の神父により引き離されていた。アンヘルはその実体験を脚本にしていたのだった。

スペイン系男性の色気が凄いよ。このアメリカ人でも日本人でもなくまた違うタイプの格好良さが光る。プールのシーンが絶妙にエロティックで印象的。ストーリーは小説の読み手になるかのように進む感じが“ノクターナルアニマルズ”に似ていて前半はとても好みだったのに、後半はやっぱこの監督っぽく変態チックになったから少し残念だった。てか、登場人物が当たり前のようにみんなゲイだったけどペドロ監督の頭の中はどうなってるの?(笑)
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