＃15 話の”つじつま”さえ合わせときゃうまくいく
舞台はパナマ運河付近の米陸軍基地
訓練中のレンジャー部隊同士の銃撃事件が発生。
ウエスト軍曹が発煙筒で焼き殺される。
２人が死亡、３人が行方不明。
２人の容疑者、異なる証言。
容疑者が一切口を割らない為元レンジャー部隊員に対しDEA捜査官の主人公が尋問に参加し陸軍基地の闇に迫るストーリー。
◆良い点
・レンジャー部隊を率いるウエスト軍曹がサミュエル・L・ジャクソン
でDEA捜査官がジョン・トラボルタという香ばしいキャスティング。
◆改善点
・ー難解ー
人物相関図と二つの証言を理解していかないと二重三重にも重ねられたトリックやミスリードに気づかないので楽しさが半減します。
その打開策のアクションプランとして私がノートを手にしながら２回目を視聴しましたのでご参考にしてください。
◆登場人物と特徴
①ダンバー→一番最初に尋問を受ける容疑者。イケメン白人。パイクの友達。
②ミュラー→ゴリラ系白人。頭に黒いバンダナを巻いている。みんなが隣で寝たくないというほどの嫌われ者。
③パイク→黒人、ウエスト軍曹にしごかれるキャラ。
④ニュニエズ→ヒスパニック系の唯一の女性レンジャー隊員。美人。
⑤ケンドル(リーヴァイ)→負傷の為入院中でダンバーの後に尋問を受ける。将軍の息子。ゲイ。
⑥カストロ→ゲイが嫌いなヒスパニック系男性隊員。
◆二つの異なる証言。
ダンバー→「基本事件については語らない。」
ミュラー→「黒人のパイクがウエスト軍曹を殺した。」
◆総括
・まさにどんでん返し会話劇。
この映画をメモ取らずに1回見て理解できる方は、クリストファー・ノーラン監督作品を1回見て理解できる実力者です。
日本語字幕は戸田奈津子さんでした。
-2020年 15本目-
