バッド・エデュケーションの作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「バッド・エデュケーション」に投稿された感想・評価

seishirow

seishirowの感想・評価

3.6
ペドロ・アルモドバル監督作品といえば説明不要かな、というくらいゲイでドラマチック。ただ、少年時代の性的虐待も関与してくるので悲しいですね。

ある日、映画監督のもとに少年時代のホモダチが訪ねてきます。彼は劇団に属し、役をくれと言い一つの自作の台本を手渡してきました。
ここから現実と台本の中が交差していくのでほんの少しややこしくなりました。

スペイン人はスーツもシャツも大胆な色ですね。真似したい。。
なかなかアクの強い作品だった。

監督の半自伝的な作品らしいけどどこまで事実が入っているのかな。
BABY

BABYの感想・評価

3.6
愛の形は変わらなかった。エンリケはどんなに変わってもイグナシオを愛していたんだなと感じた。ペドロアルモドバルらしい美しいカラフルな色彩が、同性愛を扱ったこの作品にマッチしていると感じた。前半が回想で映画のシーンになってるのは全然気づかなくて驚いた。若干のサスペンス要素がアルモドバルの色なのか、とてもいい。
とろろ

とろろの感想・評価

3.6
どこまでが現実でどこまでが虚構なのか、その曖昧さが恐ろしくも美しくもあり。
ラストの展開は途中で言われていた台詞以上に陰惨で言葉を失いました。
オサレ
主人公の映画監督影薄い...

最後まで展開が読めないとこが
よかった
美醜のせめぎ合いを、虚構と現実の交錯により描出する傑作
同性愛に美しさや忌避感、気持ち悪さなど多彩な視点で描き出していて、その視座がすごい。

たとえそれが信仰に背く行為だとしても、自分自身に嘘を吐かずに愛を求めることは美しい。
だがそれが自分自身を欺いたり、何か別の目的のための手段となる醜さよ。

幼少期の神父による性的虐待が大きな傷跡になっている二人だが、大人になって彼らは……。
なるほどこれは悪しき教育であり、悪循環の教育だ。
HiNAKO

HiNAKOの感想・評価

3.7
ゲイ映画、
全く感覚は共有できないけど

脚本が面白いなこれ

登場人物が本当は誰で、
何が虚構で、何が真実なのか

時間軸も登場人物でさえも
一致しなくて終始ハラハラした

あと、
70年代風のポップな色合いの画面が
サイケデリックな雰囲気を
醸し出してて良かった

そう、なんかこの雰囲気...と思ったら
キカの監督だった、
あれ途中で気分悪くなって
見れなかったけどこれは全然好き
aymm

aymmの感想・評価

3.9
ガエル・ガルシア・ベルナルの魅力満載。
個人的にはエスケープで初見だった彼。中性的な色気と男らしさを兼ね備えた俳優さんだと改めて感じた。

内容としては、ビビットな色遣いが目を惹くアート要素の散りばめられたサスペンスドラマといった感じ。
スペインの情熱的な熱さを期待していたから正直ちょっと拍子抜け。
ただ、プールのシーンは印象的だった。
想像してた5倍はしんどかった。

少年時代の想い出の振り返りとこれからの関係についてを語るストーリーだと思っていたのに…
急にサスペンス…
そして衝撃の事実…悲しすぎる末路…
イグナシオ、きっとエンリケは、エンリケは君のままで良かったんだよ…泣

少年時代のイグナシオが歌上手すぎて、惚れてしまう。
garnet

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3.2
中学生の頃に深夜枠で放送されていたのを見たのが初めてで、見返すまで両思いの綺麗な男の子が二人、狭い個室で震えてるのがずっと頭に残ってた。親が寝てる間にリビングでこっそり盗み見ていたからか、
同性愛というテーマそのものがその当時は刺激的すぎたのか、いけないものをみているように囚われた。だからずっと忘れられなかったのかもしれない。

映画監督のエンリケの元に、寄宿舎時代の同級生だと現れたイグナシオ。初恋の相手が今では売れない役者でいかにもな小劇団に所属。その上、自分の書いた脚本を参考に映画を製作し、自分には見返りに役が欲しいとせがんできた。過去と現在を照らし合わせながら、イグナシオの人生をなぞっていくように物語は進む。

劇中の登場人物たちの関係性を表すように、ねっとりした雰囲気が映画を包み、話が進むにつれてそれぞれが抱える性の嗜好や欲望が混在していた。
舞台で艶めかしく踊るゲイに惹かれる男。
プールサイドのイグナシオとエンリケに、透き通るプールの水と白いブリーフの色。視線の追う先。
ムーンリバーと、それを見つめる神父の恍惚な表情。少年の好奇心の先。

衣装や風景の鮮やかさが登場人物たちを美しく魅せるが、終盤にかけてそれが毒々しい美しさに思えてくる。大人になってからの方が自分の欲望に忠実で我儘。