バッド・エデュケーションの作品情報・感想・評価 - 7ページ目

「バッド・エデュケーション」に投稿された感想・評価

りと

りとの感想・評価

3.7
欲望ってこんなにも人を、他人も巻き込んで狂わせるものなのかと思ってしまった作品。
理性が旅に出ちゃってます。
aya

ayaの感想・評価

3.9
いい感じのサスペンスで面白かった
てか二人ともイケメンすぎ

個人的にやけど、久々スペイン映画観てスペイン語がちょっと居心地良かった。スペインのスペイン語綺麗よなぁ。
アルモドバルの刺激が定期的に欲しくなるw
監督の幼少の頃の話でしょ?くらいの予備知識で見たので、予想外のサスペンスにぐいぐい引き込まれました。お芝居と現実がごちゃ混ぜになっていて、冒頭はこの人は誰だ??と理解することで精一杯。けどそんな風に考えてるのも楽しい。
なぜファンは泣いたのか、、、わかった時にぞっとしました。

この監督の頭の中は一体どうなっているのだろう。
イケメンのゲイが観たいっていう軽率な気持ちで観始めたら、すごいサスペンスだった。
騙されてた~おもしろかった。
ガエル・ガルシア・ベルナルの顔がとにかくかわいい。エンリケの家かっこいい。
亘

亘の感想・評価

3.5
1980年マドリード。映画監督エンリケはスランプ中だった。ある日旧友イグナシオが自作の脚本『訪れ』を携え現れる。それは彼らの少年時代を基にした物だった。脚本を映画化する中でエンリケは、イグナシオの不自然さに気づく。

イグナシオの脚本とともに、エンリケとイグナシオのゲイ2人の過去を辿る。冒頭は単なる回顧録のように思えるけど次第にイグナシオの行方や神父による性的虐待を探るサスペンスへと変わる。ゲイの映画とはいえほとんど男性しか出てこないというのも珍しいと思う。

イグナシオの脚本『訪れ』の登場人物や設定は基本的に現実世界と同じ。エンリケとイグナシオは同じ神学校に通ったゲイカップル。そして神父は少年イグナシオを偏愛していた。現実とは異なるのは、「イグナシオの妹」を名乗る性転換したゲイ。基本的に『訪れ』は過去のことだから脚本を辿ることでエンリケとイグナシオの過去を知ることができる。ただあまりにも過去の事実に似ているから、時折虚構と現実の境が分からなくなる。あの「イグナシオの妹」は実在するのか単なる語り部なのか。一方エンリケとイグナシオは、かつてのように仲良くプールで語り合い行為にも及ぶ。しかしイグナシオはかつての彼とどこか違う。

話の展開が変わるのは後半エンリケがイグナシオの実家を訪れてから。イグナシオの母は彼が死んだと話す。一方『訪れ』の撮影はクライマックスに入り、神父が罪を認めるとともに「イグナシオの妹」を殺害。その撮影現場に神父本人が現れ、過去の行いを話す。それまでも過去と虚構が混ざっていたのが、神父の登場でさらにかき混ぜられるとともに真実が明らかになる。『訪れ』の脚本が上手くできている理由や、なぜイグナシオがバッドエンドを避けてハッピーエンドにしたのかわかる。1つの作品の中に別の作品が描かれ、過去と現在と虚構がミックスされている秀逸なプロットだったと思う。

印象に残ったシーン:エンリケがイグナシオの実家を訪れるシーン。『訪れ』のラストシーンを撮影するシーン。ベレングエル氏が過去を明かすシーン。イグナシオがエンリケの元を去るラストシーン。

余談
今作のペドロ・アルモドバル監督自身もゲイですが、今作は自身も神学校に通ったアルモドバル監督の半自伝的作品だそうです。
Hiko

Hikoの感想・評価

4.5
画面が美しいですね…家具が可愛かったり、スペインに行ってみたくなりました!
思っていた以上に話が複雑で面白くて、混乱しながらもかなり楽しんで見ていました。最後フアンはなぜ泣いていたんだろう…

「君は大した役者だよ」
思わずゾワっとしました〜面白いな〜〜!!!!

書籍もあるそうなので、そちらも確認しようと思います。楽しみ!
朝子

朝子の感想・評価

4.2
痺れるオープニングの期待値の高さからの
サハラの舞台衣装の目を見張るゲイ度、
いやホモ度に顎は軽くハズレる。
監督エンリケの仕事部屋の色彩豊かな享楽主義。
撮る映画はこちらの望むアルモドバルの残酷で美しい作品。

しかし、その外側は?
半自叙伝と言う通り、
現実は醜悪で欲望丸出しの因果応報。
イグナシオからのフアンからのアンヘル。
意味は天使。呼ばないエンリケ。
それでも、初恋の残像に、続く肉欲。
神父や美少年のなれの果ての欲望も足されて、
溺れそうになりつつ、息を潜めて魅入る。
ある意味清々しいまでの我欲は、
生きる希望になるまでに。

呆気ない終焉だが、続く日常が示される。
そして、呆気なく、私も感動する。
撮り続けた=生き続ける。情熱と共に。
passionの語源は苦しみ。
R

Rの感想・評価

5.0
久々の6回目! やっぱすばらしい! 濃厚なホモエロスとド派手な色彩が、人称と時制を次々に変えながら見事な語り口で展開するストーリで、毒々しく花開く。ゴリゴリのスリラーが始まりそうなスリリングなオープニングから激しくツボ! 次々にビリビリ破られるケバケバしいポスターと、まがまがしいハラハラする音楽に最初からチビりそう! ある日映画監督エンリケのオフィスに突然やって来る元同級生のイグナシオ。彼は過去ふたりに起きた出来事を『訪れ』というタイトルの脚本にしたので、読んで気に入ったら映画化してくれ、そして自分を役者として使ってくれと頼みにやって来る。その夜エンリケの読む脚本が、映画内映画として展開。イグナシオの女装初登場シーンのファビュラスさといったらヤバい! 砂漠 偶然 カフェテリア! 演じてるガエルガルシアベルナル、目元口元、エロ過ぎ!その後、神話に出て来そうな美男に女装ガエルがお尺八を施すシーンも素晴らしく、口の中に入った例の縮れ毛をつまみ出すとか、現実以外で目にするとは思いもよらぬ、リアルなディテール。もう片方のオカマちゃんは、演技がサイコーにおかしくて爆笑の渦! 手の動き良すぎ! あとドラッグ好き過ぎ! 笑けすぎてはらいてー! その後、オカマふたりは、幼少期のイグナシオに性的イタズラをした神父を脅迫しに行くねんけど、ここから今度はショタたちの手コキ純愛メモリーズ&神父のイタズラによる信仰心の崩壊が描かれる。少年時代のイグナシオは、二度披露される歌声が美しすぎて、あの神父のように震えてしまうよね。前半のジュエリーを散りばめたような美々しい映像は、この辺から少しずつダークになり、醜悪な後半のミステリーと流れ込む。このころにはもはや完全没頭状態、衝撃のエンディングへと見るものを一気に流し込んでいくパワーには息するのを忘れる。名シーンにつぐ名シーン。スタイリッシュなショットの連続。特に、思惑と視線と白ブリーフと陰毛が絡み合うイケメンふたりの裸体プールシーンは鼻血! で、どんどん毒気がディープになっていき、だんだんと明らかになるのは、この映画、ファムファタルならぬオムファタルが、ゲイメンたちの人生を狂わせに狂わせるフィルムノワールなのだってこと! ノンケ時代のガエルかわゆ過ぎ! そりゃオヤジも狂うわな。そして、全てが語り尽くされた果てのラストショット! 迫りくるズームと音楽の圧倒的パワー! 映画館で見たときは、どでかいスクリーンいっぱいの情熱にシビれすぎて、座席を立てなかった! 泣けた! いまはBlu-rayで見るたびに全身鳥肌! すさまじいエンディング。人生とはパッションだ! ブラヴォー!!! 今後も何度も繰り返し見るだろう!
騙され、騙されたふりをする。
欺瞞、自己欺瞞。
あと禁忌。

終始流れているなんと言うか ねっとりした 空気みたいのは監督の味なのでしょうか。
嫌いじゃないです。

扱っているテーマが独特なので、前情報ありでの視聴をオススメします。

色使いとかセンスはスペインスペインしていますが、全体的には あまりスペイン映画っぽくないです。
hiiton

hiitonの感想・評価

3.5
公開当時は話についていけず。
大人になって、理解。
パドレマノロ強烈。