シリアスとギャグがどっちもてんこ盛りで、観終わったあと良い意味でお腹いっぱいになれた。
素晴らしい村ランキングで1位に輝いている素敵な村に、凄腕警官が左遷されるところから話は始まります。
一見平和に見えた村は実はクソ共の溜まり場でした。村のブランドを保つために余所者を殺し、村から去るものは殺したほうが村のため。いくつもの殺人を事故と塗り替え、村人は村の警官や委員会たちに洗脳されていた。
ニコラスを村に左遷した理由が、彼への嫉妬心や劣等感だったりして、警官としての正義の心はどこへやら。挙げ句、最後には「戻ってきてくれ」なんて虫がよすぎるよねぇ。
もしかしたら自分の家の近くにいる警官も汚職事件に手を染めてんのかな。
何が正しくて何が悪なのか、人の営みを管理するためには、やっぱり「法」は必要なのだ。逆に法を破壊することも。
てか村の事件を解決したニコラスの執念と行動力に感激!
サイモンペッグてM.I.I.でふざけた役ばっかりのイメージだったけど、真面目な映画も巧いのね。