あゆぞう

狼の死刑宣告のあゆぞうのレビュー・感想・評価

狼の死刑宣告(2007年製作の映画)
3.7
ただ殺すことだけ、度胸試しを目的に息子を殺された父親

ケヴィンベーコン、たったひとりのヴィジランテ

監督は「ソウ」「死霊館」「ワイルドスピードスカイミッション」のジェームズワン

ケヴィンベーコン以外、特に見たいと思わずに見はじめて、すごくおもしろい脚本だとか演技がすごいとかではないのにあっという間に作品に引きずりこまれたのは監督の手腕

(アジア系にしてアメリカで膨大な数のスタッフを仕切る監督やるって想像を越えるすごいことだと思う…個人競技、実力主義のテニスの錦織選手とマイケルチャンですら人種差別を絆とバネに…みたいな話を思い出したし、北野武が初監督作品で映画畑のスタッフにナメられたと聞いたばかりだし…)

敵役の父を演じる「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」「アルゴ」のジョングッドマンが効いていた

最初おどおど、ラストに向かって「タクシードライバー」のトラヴィス化していくケヴィンベーコン

この人、ムダにマッチョとかじゃなくて服をヨレヨレヨボヨボに着こなしたりするから好き

好きな「コップカー」に通じる、等身大の人間臭さ




字幕の訳がかなりいい加減で責任者出てこいナメとんのかオラあ録音してます?嘘です嘘です冗談ですよやだなーそういえばもう年末ですねハハハ
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