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フランス軍中尉の女のshoppingのレビュー・感想・評価

フランス軍中尉の女(1981年製作の映画)
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映画撮影の物語のカップルと、実際の主演俳優のカップルとの物語が、二重に描き出される映画。

1870年代の男女の貞操観念がある時代に、妻子がある軍人に恋をして不倫におちたと、町中の噂になっていた。海辺で毎日男の帰りをまつので噂になつたのだ。ちょっと病気。

そのちょっとイカレタ女性とちょっとした、キッカケを機会に考古学者の男は、同情し、このひとを救えるものなら、救いたいと思ってしまった。

そこから、2人は恋におちる。そしてむすばれる。

婚約を破棄してまで、一夜の恋に忠実に答える男性は、誠実な男。そして、現実的には少し不器用。婚約破棄をもとに、身を崩していく。

また、オンナは、実は、不倫していなかった。

恋愛がうまくいつたのに、姿を消してしまうオンナ。消えた理由が全く共感できない。なぜかわからない。

ホントにアタマがおかしいのか。

オンナが急にきえてしまう。だからこそ、いっそう、男の純粋な恋愛が切なく、また、恋心は盛り上がる。
ココロが痛くなる話だつた。
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