『異星人とのコンタクト』
名匠ロバート・ゼメキス監督作。
意外と知られていない名作。
<少女のころから、宇宙の謎にのめりこんでいた主人公エリナー・アロウェイ。その創造性を発揮し、見事科学者になった彼女。
彼女はその創造性、独創性を生かし、「未知の生命体」とのコンタクトを図る研究を重ねていた。
世間や、周囲の冷ややかな目線をはねのけ研究を続ける彼女は、ついに異星人からのメッセージと思われるものを、受信することに成功する。
快挙達成と思われたが、これがのちに物議を呼ぶ引き金になっていく…>
最近話題になった映画「メッセージ」に雰囲気が似ていますね。
内容は全然違いますが、宗教や哲学といった、私たちの生活とリンクするテーマを使っているので、興味深い内容。
印象的なのは、「現代の抱える孤独」について。
20年も前の作品ですが、今の現代が抱える問題となんか、今も昔も変わっていないなあと(笑)
宇宙という壮大な視点で、いろいろ考えることができるというか、大局観をもって様々なことをみれる作品。
この作品の核心的な部分ですが、
「絶対的な孤独というのはない」ということに、気づかせてくれた作品でした。
どんなに今のちっぽけなことも、大局観をもってみれば取るに足らないこと。
視野を狭くせず、忘れずにいたいですね。