イメルダスタウントンの実力が炸裂する。
ヒロイン・ヴェラドレイクの一挙手一投足から目が離せない😳。
彼女が一番に大切にしていること。
それは「家族」。
間違いない。
冒頭からドレイクが心優しい女性であり、とてもチャーミングであることがスタントンの軽やかな演技からも伝わる。
ヒロインは世間からすると重大な犯罪に手を染めている。ただ彼女は追い詰められた女性たちを助けているだけ。
後半、ヒロインの元に警察が訪れるが、彼女の心配は「家族」であり「犯罪」ではない。
このシーンのスタウントンは特に!特に!素晴らしかった😆。
夫と密やかに話すシーン。
ドレイクの過去が垣間見える。
それもまた多くは語られない。
鮮やかなミステリーが生まれ、ドレイクの過去もまた気になってくる。夫が受け入れすぎている理由もここに?想像が尽きない。
クライマックスの余韻がまた堪らない。
彼女は続けるだろう。
女性には選択する権利はあるのだ。
最後に、ドレイクの家族も讃えたい。
それでも支える夫、母を許せない息子、揺るぎない母に戸惑いながらも力強く母を見据える娘、義理姉に恩義を感じる夫の弟、ドレイクを嫌悪する身籠っている夫の弟の妻、そしてドレイクの母。
だれも間違っていない。どう想うことも当然。
大好きな作品です😊。