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若草物語のkazu1961のレビュー・感想・評価

若草物語(1949年製作の映画)
3.8
▪️JPTitle :「若草物語(1949)」
ORTitle:「Little Women」
▪️First Release Year : 1949
▪️JP Release Date : 1949/12/27
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : 第22回アカデミー賞 美術賞
▪️Appreciation Record : 2022-147 再鑑賞
🕰Running Time : 122分
▪️Director : マーヴィン・ルロイ
▪️Writer : ヴィクター・ヒアマン、サラ・Y・メイソン、アンドリュー・ソルト
▪️MusicD : アドルフ・ドイチュ
▪️Cast : ジューン・アリソン、ジャネット・リー、ピーター・ローフォード、マーガレット・オブライエン、エリザベス・テイラー
▪️Review
最近では昨年『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』として公開されました。これでルイーザ・メイ・オルコットの小説『若草物語』 は5度目の映画化でしょうか?。その都度概ねの脚本、ストーリーは同様ですが、その演出や4姉妹のキャスティングの違いを楽しむのがオツな作品です。
本作は、1933年の映画版に続き初のカラー映画としてリメイクされた作品です。美しい色彩設計の柔らかさとロマンティックさを持った作品で、より心温まる作品になっています。
監督はMGMメロドラマの巨匠M・ルロイ。そしてそのキャスティングは、当時のMGMならではの青春スターを揃えました。長女メグが後『サイコ』に出るジャネット・リー、主人公の活発な次女ジョーが『グレン・ミラー物語』で奥様役に成長するジューン・アリソンら三女エイミーがやがて大スターになるエリザベス・テイラー、四女メグが『ジェーン・モア』にもでている天才子役マーガレット・オブライエンという豪華版です。
実に当時ジョーを演じたアリソンは32歳!(豪快さ感じるのはそのせいかも。。)。
前作と違う所は、天才子役のオブライエンで泣かせようという狙いで、ベスを四女、エミーが三女に入れ替えて、皆の寵愛を一身に集めさせた変更で、まんまとそのまま涙してしまいました。ベスの死からジョーの本が生まれ、そしてそのおかげで彼女とベア教授が結ばれるのも全作とは違ったところですね。

▪️Overview (映画. comより)
アメリカの家庭小説の名作といわれるルイザ・メイ・オルコットの「リツル・ウイメン」の映画化で、「哀愁」「心の旅路」のマーヴィン・ルロイが、テクニカラー色彩映画として製作監督した1949年作品。脚本は、1934年にRKOラジオで映画化された時のサラ・Y・メイソン、ヴィクター・ヒアマンのチームに、アンドルウ・ソルトが協力して執筆、撮影は「女の顔」のロバート・ブランク、「悪漢バスコム」のチャールズ・エドガー・シェーンバウム、音楽はアドルフ・ドイッチェの作曲である。主演は「秘めたる心」のジューン・アリソン、「下町天国」のピーター・ローフォード、「悪漢バスコム」のマーガレット・オブライエン、「暴力行為」のジャネット・リー及びメアリー・アスター、新人エリザベス・テイラー、「ラ・トスカ」のロッサー・ブラッツイでルシル・ワトソン、C・オーブリー・スミス、ハリー・ダヴェンポート等が助演する。
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