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ウェディング・バンケットのadagietteのレビュー・感想・評価

ウェディング・バンケット(1993年製作の映画)
4.0
なんとな〜く借りて観た。
結婚式異文化モノ、今年話題の  Crazy Rich Asians と重なる部分もあるが、、在米台湾人の偽装結婚=ゲイ&グリーンカード絡み。
これ 1993年の作品なんですね。
25年も前、ケータイもない時代、 WTC の twin towers がそびえていた頃。撮ったのは爆弾テロ事件の前だろうか?
あのチャイナタウンって香港系か?と思ってたけれど、台湾からきた人たちもたくさんいたんだろうか?そのへん、考えてみたこともなかった。
いずれにせよ、25年も前に中華式披露宴やゲイの話題は新しかったことであろう。
それに結婚、家族、民族、ゲイなどは普遍のトピック。
今見ても色褪せない。

披露宴のドタバタが終わってやれやれというところから、両親の滞在が長くなり、雲行きがあやしくなってくる。 
イヤな感じになっちゃうのかとちょっと心配になったけれど、父のふところの深さにすべてのことがおさまっていくような感じ。
米式大どんでん返しで oh yeaaaah! ではないところがしみじみと素敵。

でも、いいなぁ あの”新婚”家族。
披露宴での  baby kiss のシーンと呼応して 家族の未来が余韻に残る。
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