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ウェディング・バンケットのmzkのレビュー・感想・評価

ウェディング・バンケット(1993年製作の映画)
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孫が早く見たい、子どもは絶対に男の子。同性愛を病のように扱う親の世代。お国柄の結婚観に加え、同性愛に対するステレオタイプな印象が重なり、非常につらい。反面、主人公はアジア人、パートナーは白人の男性。先進的とでも言うのか、アジア人の家族に混ざる白人の姿は新鮮だった。
偽装結婚はまさかの方向に転がり、中盤からは気持ちの沈む流れだったが、最終的には大団円。ただ、それぞれが抱える喜びは別物なのも面白い。
それにしてもあちらの披露宴は賑やかね。嫌だった。
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