のりまき

アラバマ物語ののりまきのレビュー・感想・評価

アラバマ物語(1962年製作の映画)
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人種差別を扱う裁判ものということで敬遠する向きもあるだろうが勿体ない!子供の目を通すことで現代でも通用する作品になっている。スカートを穿くことを嫌うお転婆な女の子や、父譲りの正義感を備えた男の子が理不尽な現実に直面する。その描きかたがとてもいい。上質という言葉がぴったり。グレゴリー・ペックはこれ一作だけで免罪。アメリカの理想の父親。ただ邦題が納得いかないんだよなぁ。
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