すぐる

ケープ・フィアーのすぐるのレビュー・感想・評価

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)
4.1
スコセッシ監督作で描かれる悪意は今作も潰えることなく、我々の世界に溶け込んでいくのでした。
始まりと終盤、そしてラストカットでこちら(観客側)を見つめる演出があり、この映画は終始デニーロ演じるマックスの恐怖に観客ごと支配されていた。エンドロールも雨音のみで恐怖から逃さない。悪意あるな〜。

ラストカット(とモノローグ)の意味、両親には恐怖のみが刻まれたが娘にはそれと同時に彼の意思も引き継がれたと受け取ったけどどうなんだろ。
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