緑雨

ケープ・フィアーの緑雨のレビュー・感想・評価

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)
3.5
極端なアップだとか、下品なズーミングだとか、趣味の悪いカメラワークは確信犯的なものなのだろう。ただ、デ・ニーロの登場シーンはどれもなかなかキマっている。

ニック・ノルティはいけ好かない野郎。ジェシカ・ラングとジュリエット・ルイスもさすがに気の毒だとは思いつつ、どこか気に障るキャラに仕立て上げられている。だから、襲う側と襲われる側をニュートラルな目線で眺めていられる。それが娯楽作としては正解なのだと思う。
緑雨

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