kuroday

ケープ・フィアーのkurodayのレビュー・感想・評価

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)
3.0
映画によってこんなにも七変化する俳優はそういないだろうと改めて感じた。ロバート・デ・ニーロ演じるマックスは、とある暴行事件で弁護士サムの手抜きと私情により14年の実刑になったと思い込み、出所後、狂気の復讐へと走り出す。
1962年に公開された「恐怖の岬」のリメイク版にも関わらず、もしかすると続編があるのでは?と思ってしまうほど、終盤の演出、デニーロの演技は見所抜群である。
ヒッチコックの匂いが満載のサイコスリラーと思いきや美術やタイトル・シークエンスにはヒッチコック映画のスタッフが参加している。
kuroday

kuroday