このレビューはネタバレを含みます
第12作。
やっぱりこれがクレしん映画で一番好きかもしれない。陰に隠れがちかもしれないけど、私にとっては間違いなく傑作。
春日部防衛隊の「友情」に目頭が熱くなり、そしてなんといってもつばきちゃんという存在に切なさが溢れてくる。エンドロールなんてもう…😭つばきちゃんは、間違いなくクレしん映画史上最高のヒロイン。そのつばきちゃんの正体に関しては本当にいろいろな説があるけど、今日久しぶりに観てやっと自分なりの答えを出せた。
つばきちゃんは、実際にカスカベ座から映画に入ってしまったのではなく、映画に入ってしまったという「設定」の映画の登場人物(主人公?)。その証拠に冒頭、カスカベ座で春日部防衛隊が眺めているスクリーンの荒野の映像に、歩いている人影が映っている。さらにその人影を注意して見てみると、黒っぽいスカートとハイソックスのようなもの(制服?)を履いているように見える。これは「荒野を彷徨っていたら知事に拾われた」というつばきちゃんの台詞と一致するため、信憑性は極めて高いと思われる。以上です、裁判長。