エリオット

ストリートファイターのエリオットのレビュー・感想・評価

ストリートファイター(1975年製作の映画)
3.9
舞台は1930年代のニューオーリンズ。
とある倉庫のなか、男同士が激しく殴り合う賭けボクシングの試合を見た流れ者のチェイニー(チャールズ・ブロンソン)は、マネージャーのスピード(ジェームズ・コバーン)に自らを売り込みその世界へ。どこで鍛えられたのか、いざ戦ってみるとチェイニーは無敵の強さで連勝するが、そうトントンと事がうまく運ぶはずもなく…

「ウォリアーズ」「ストリート・オブ・ファイヤー」などのウォルター・ヒル渾身の監督デビュー作!それでブロンソンとコバーンがW主演とくれば面白くないはずがない。

なんといってもチャールズ・ブロンソンのファイトするときの姿勢(立ち姿)がとても美しい!
70年代アクション映画らしくストーリーもあまり派手になりすぎず、舞台設定も景気の良くない時代、場所で、絵面も少々くすんだ雰囲気だが、そこがまたいい。
敵役に個性的な面々が揃っているところもツボを心得ていて安心する。

女にも惚れるが決して深入りはせず坦々と我が道を往く男のなかの男の物語。



エリオット

エリオット