トラヴィス

人工の夜景のトラヴィスのレビュー・感想・評価

人工の夜景(1979年製作の映画)
3.0
意味がわからなくても、目を神経を精神をそこに置いておく。そこには魂の抜け殻の如く存在するただの物体と化し、映像の中に同化し溶け込むことを試みる。
それは、川の流れに身を任す落ち葉のようにゆらりゆらと流れていく様に酷似している。



わけもなく、頑張った感がある。
ヤンシュヴアンクマイエルよりも色彩がダークでシンプルなだけに見やすいのかも知れないけど、時間の経過とともに見知らぬ田舎町に初めて降り立った時のような孤独感が増す。
クエイ。次作も体験しようと思う。