アノ

忍者狩りのアノのレビュー・感想・評価

忍者狩り(1964年製作の映画)
4.3
敵よりも味方のほうが遥かに鮮烈な狂気を見せるのが素晴らしい。
怪しい家臣6人をまとめて撫で斬りにする近衛十四郎のイカれぶり!!
こことラストの天津敏との血みどろの対決がベストシーン。
天津敏にとどめを刺した瞬間に壊れる扉もベタながら気持ちいい。

あと、山城新伍が敵のハニートラップにかかって死ぬときのうめき声の響き方が凄かった。
扉を丸太で叩き壊すときの激突音も良く、音響へのこだわりが随所に感じられる。

若君が登る冊が壊れて家臣が落下死するシーンは唐突過ぎて吹いた。
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