Anemone

寄宿舎 悲しみの天使のAnemoneのレビュー・感想・評価

寄宿舎 悲しみの天使(1965年製作の映画)
4.0
アンスティチュフランセにて鑑賞。
音楽や校舎の厳かな雰囲気や厳しいきまりから当時のフランスの全寮制学校の様子を知ることができる。本当にこのような閉じられた世界で少年たちが学んでいたのかもしれないと思うと愛しさや憧れがこみ上げてくる。一度でいいから少年になって入学してみたい。
上級生が同姓のまだ幼い下級生を友情を飛び越えて愛してしまう気持ちは分かる気がした。惜しむことなく体全体を使って愛情を表現するアレクサンドルを愛さずにはいられないだろう。
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