「サウダーヂ」に投稿された感想・評価

評判は良く聞くけど、DVD化していないので、かれこれ3年くらい見たいと思っていた今作は、「クールジャパン」と対照的に、日本が世界に発信したくない現状について描かれた話。製作は3.11より前だったということも覚えておきたい。

たまたま東京に生まれて、経済的に余裕がある環境に恵まれた自分は、様々なチャレンジや努力が容易い条件が整っていたということや、ここでたくさん出てくる日本の社会問題(地方の不況、右傾化、パチンコ、介護etc)を見て見ぬ振りしつつ毎日過ごして、なんなら加担する側にまわってるんだよなーということを思ったり…
いわゆるシステムの話
でも、どうしたらいいのか…


ただ、バンコクナイツも共通だったけど、やっぱり話に入り込むのに時間がかかった。
いいかぁ?これ
未ソフト化でようやく縁があって観れた。期待値が高かったからかストーリーの進み方が散文的というかとっ散らかってる感じが気になった。
あと、謎の日輪水!
20170608 シネモンド (リバイバル上映)
数年前から気になっていたが、未ソフト化の為、鑑賞の機会が訪れるのを虎視眈々と狙っていたところ、ついに鑑賞!

不景気真只中の甲府で暮らす人々の生々しい生活を描くって話☆

土方(どかた)で働いた薄給を(妻帯者の身でありながら)タイ人キャバ嬢に貢ぎまくっている男・精司、冴えない日常と自らの鬱憤をヒップホップの音楽活動にぶつけている男・猛、などなど彼らを中心に周辺の人々の生態も描かれます☆

登場人物全てに共通するのが、「井の中の蛙」と言いましょうか、「視野狭窄」と言いましょうか、凝り固まった価値観・世界観で生きているため、互いにコミュニケーション不全な状態のまま話が進み、冴えない現実の井戸を脱出することなく物語は終了します。

これが全てだとは思いませんが、これもまた現実の一側面であることを感じさせてくれる一本
(* ̄ー ̄)☆
ドラッグのシーンの底抜けな白さ・植物の醸し出す南国感が印象的。バンコクナイツへと連なるキャラ・ストーリー・空族の思考がよく分かった。ビンちゃんのことがますます好きになった。
なんかよかったことだけ覚えてる。
確かにうわぁ〜と嫌な気持ちになる瞬間はあったけれど、全体的にそれほどではなかった。
発表された2011年よりスマートフォンの普及で閉塞感は薄れたんじゃないかな。
ピンパブとタイパブとパチンコとイオンモール、あの方言、シャッター商店街。なんの愛着もない街でそんなものに囲まれて暮らす日々。不景気で入社以来ボーナスも出ない会社では同い年の奴が機械に潰されて死んだ。クソみたいな場所でも気の持ちようで楽しく暮らせばいいじゃんって気軽に言えるほど甘くはない。それで東京まで逃げてきたのが僕です。
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