文部省が日活に製作を委託したいわゆるプロパガンダ映画で、溝口の現存最古の作品。
2015年に作製された染色版の初上映。台詞字幕の朱雀などの絵が可愛いうえに、都会への憧憬を捨て郷土愛を胸に刻むさまが描…
「慈悲心鳥」断片(2分)が目あてで、久しぶりの鑑賞。
染色/調色版は初めて。
溝口監督の現存する最古の作品だが、時の政府からの要請で撮った、
都会に出る子は悪い子キャンペーンの映画。
自由を謳歌する…
染色復元版。無声映画。弁士:斎藤裕子さん
「日本の為ふるさとの為、地元の農業を支えていこう」という大正14年のプロパガンダ作品。
私にとっては初めての活弁映画体験でしたが、うーん…展開が唐突でコン…
このレビューはネタバレを含みます
溝口健二のサイレント道徳映画。教条的な話なんだけどちょっと泣けるシーンも。
あと当時の日本が一等国にならんと背筋をのばして遠い豊かな未来を見つめていたことが分かる。というかそうした背景を物語るためだ…