スギノイチ

博徒列伝のスギノイチのレビュー・感想・評価

博徒列伝(1968年製作の映画)
3.5
冒頭で雑魚ヤクザ(江幡高志)の指を躊躇なく切り落とす鶴田浩二。
いつになく好戦的で、エンジンが掛かっている。
敵も味方もオールスターだが、あくまで鶴田浩二が話の中心で、菅原文太に至ってはパッケージにもいない脇役だ。

ラストの討ち入りはもろ忠臣蔵みたいな格好で笑ってしまったが、任侠映画は時代劇の派生から産まれたジャンルなので、この辺の親和性が高いのは当然か。
敵の7人が見た目バラエティ豊かな割にキャラが立っていないのは、尺の都合とはいえ残念。
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