DON

アウトレイジ ビヨンドのDONのネタバレレビュー・内容・結末

アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

生き馬の目を抜く世界を超えて(=beyond)生きるための、義理人情という一線の矜持。

続編は見事なまでに前作とコントラストをなしている。木村(中野英雄)は大友(ビートたけし)のために「自ら」指を詰めるのであり、大友はかつて木村が自身へと向けたように、加藤(三浦友和)へと復讐の刃を突き立てる。

また大友の視点を中心とすれば、本作は贖罪と(私利私欲を超えているはずの)同窓の友であり、かつ私利私欲の最も純粋な追求者でもある片岡(小日向文世)との決別の物語でもあるだろう。

さて、最終章はいかに。
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