このレビューはネタバレを含みます
コメディだと思わないでみてた。
いや、コメディじゃないんだ。コメディなんだけど。
コメディとして俳優たちはきっとやってないからこそ、面白い。
コメディの匂わせ方がまたずるい。
手からおしっこが出る仕掛けとか周りの人のリアクションとか、思ってなかったところでふっと来る。
個人的にはグレッグ・キニアが、悲しい顔をするんだけど、その時の目がとても好きだった。
もう雰囲気が可哀想で、目がもう哀の目をしている。悲しみというよりは哀しみの目。すごいなあって。
セリフとか展開がほとんどはっきりしていないのが素敵。
もやっと、曖昧な言葉がとても多い。人間らしいなあと思う。
お母さんの『先生…!』ってそれしかいえないっていうシーンも好きだったなあ。
なにより、犬が天才的
本当に素晴らしい。