mikoyan358

パレルモ・シューティングのmikoyan358のレビュー・感想・評価

パレルモ・シューティング(2008年製作の映画)
2.5
かなりの本数を見てきて、自分の心の奥底までグサリと刺さる名作とそうでないもの(笑)に極端に分かれる傾向が多くなってきたヴィム・ヴェンダース作品だが、久々にどちらとも言い難い微妙なものだった気が。自分の存在意義に疑問を感じ始めた写真家の男の前に現れる死神。何とも薄ら寒い死神の写真への写り方、そしてその幻影に悩まされ現実との境があやふやになる主人公の描写など随所に感覚の琴線を刺激する箇所があるのだが、でも結局理解できたかは不明。最近映画を観てあれこれ考える癖がついてきた自分に対する「Don't think,feel」的な警鐘にも映った。