kumi

パレルモ・シューティングのkumiのレビュー・感想・評価

パレルモ・シューティング(2008年製作の映画)
3.8
社会的に「成功」しているから、幸せにみえるのか。
どうしようもなく空虚で 足りないものがわからず、
途方にくれているのに。
人の心の中は、本当のところわからない。

ヴェンダース作品の核となる部分、
時間、死、愛、生。

そして胸に留めておくことは
「いつも最後と思うこと」。
メメント・モリの精神で。

「同じ毎日の繰り返し
 死にたいのに俺は生きてる
 生きてることを実感したい だができない
 変わってほしいと願っている
 
 できればすべてが! 」


「時が経つのを楽しむんだ
 ゆっくり ゆっくりと
 時間を感じられるよう余裕を持つことが大切だ
 すると時はゆっくり進む」
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