パレルモ・シューティングの作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「パレルモ・シューティング」に投稿された感想・評価

yumiko

yumikoの感想・評価

4.6
現代の写真家は世界を虚像として多重にながめながら自らもうちぬかれる。イタリアはパレルモのうつりかわる青さ。
がい

がいの感想・評価

2.0
『ミラジョヴォヴィッチ妊婦記念映画』?

「トラフィック」同様、妊婦を妊婦役で使用。リアル妊婦。妊婦さんならではのふくよかさ。二の腕ぷよぷよ妊婦。
今作は更にミラは本人役。妊婦姿の写真を撮るとゆー。妊婦セミヌード。自己満足型写真。
脇にはデニスホッパー。死神なんだか幽霊なんだかよくわからん役。

11月にヴィム新作公開という事で。久しぶりにヴィムりました。
内なる語りが多々あるカメラマンが主人公。
ある事柄がキッカケに夢だか幻想だかを見始める。。。

オープニングは良かった。
それと主人公がしてるイヤホンから流れる音楽がそのまま映画曲。コレがなんとも心地良い。ソレでヘンテコ映像と全く引き込まれない内容をごまかされた感もしないでもない。
異様に長かった100分映画。
mu

muの感想・評価

3.5
『死』という難しいテーマを扱いながら、アートであったり芸術の世界観も強め

それだけに初見で理解度を高めるのは難しい印象

幻覚の描写が多くてうまくストーリーに入り込めなかったかな

ただ西洋建築だったり風景であったり映像はすごく魅力的でした
shikihan

shikihanの感想・評価

3.5
とにかく映像か素晴らしい。その素晴らしさのためにロケ地を選んでいるのではないか?と思うほど。
現実と幻想の世界の融合させてる演出も素晴らしい。
いやらしい合成映像じゃなくて、すごく自然に受け入れられる。
デニス・ホッパーがほんとーーに、いい味出してて、圧倒的な存在感をいかんなく発揮。最後の長ーい台詞も彼だからこそ、だれずに心に染み渡ってくる。
ストーリーとしての起伏や起承転結を求める人には向いてないが、映画の中に身を任せ同化できる人には、オススメです。
keylen

keylenの感想・評価

3.0
感じてた事とかが最後らへんふっとんで何だったかわからんくなってしまった……
ヴィムヴェンダースが描く世界はほんと美しくてかっこいいとあらためて実感できる作品だった。現実と幻想の混在や近代的構築物とドイツの古い街並みや自然との対比などデジタルとアナログが一つの作品に共存している素晴らしい映像だった。
一人の写真家の在り方を解いていくストーリーも結局はこの作品が古き良きものへのリスペクトを表現したものだと感じさせる。エンドロールで2007年に亡くなった映画界の巨匠ミケランジェロアントニオーニとイングマールベルイマンに捧ぐとあるのもきっとそういうことだろう。しかもこの二人の巨匠が同年同日に亡くなったという神秘性もどこかこの作品に反映しているのかもしれない。
妊娠中のミラジョヴォヴィッチをそのまま出演させたりルーリードが本人として出演したりしてるのも見どころだが私的にはやはり晩年のデニスホッパーを見れたことにすごく感動した。
爆音上映会にて鑑賞。

芸術のなんたるか。

パレルモという、ある意味現代から取り残された場所で見つけたもの。

古きを見て新しきを知るような。

人生を変える旅路。
LEONkei

LEONkeiの感想・評価

3.3
物事には必ず〝最後〟がある。
それが〝最後〟だったとは大概は気づかない…それが人であったり物であったり…その時は再び訪れるつもりでも、2度と訪れることのない場所であったり…
自分にとっての〝最後〟も数え切れないほどあるだろう(u_u)

一方、死神にとって『誕生』したとき人々はあれほどまでに祝福するのに、『死』の事になると悲しんだりするのが納得いかないらしい…考え方によっては『生』も『死』も1つの世界に入ってきて、再び出口から出たらまた別の世界へ入っていく…だけのことなのに。

美しいパレルモの味わいある街並みが印象的。
芸術ってやつがやっと分かったよ。
芸術は感情の叫びなんだなぁ。

これほど学ぶことのできた映画はなかった。ストーリーで観ればここの評価になるのかもしれないが、自分に強く結びつく芸術に出会えたこと、その導きに感謝したい。

こんな内容もない感想を読んでくれた人がいるかもしれないからミスリードにならないように書いておくけど、これは芸術を扱ったものではなく、パレルモの映画です。
その点に気付ければこの低評価はありえない。

監督は本質を突くことを意識していない。
SatoEmiko

SatoEmikoの感想・評価

3.3
真実を写すこと、描くことについての映像の映像。
デジタルに魂を売って、写真に修正に修正を重ね事実を曲げる写真家の主人公。"死神"に追われる彼が出会うのは、絵画の修復家の女性。
アナログの写真、デジタルの写真、CG映像に、絵画…様々に照らされる死生観と世界観はよかったのだけど、言葉を重ねるほど安っぽくなってしまっている気がして残念。静かなほうが、もっと世界観にのめり込めた気がする。