着想と展開はなかなかなんだけど、やはりラストは何だかなぁ…って、原題“Uncertainty”だから、間違いではないってことになるけど。
そう、いわゆる一粒で二度美味しい仕掛けで、正反対にある設定のドラマを二人の服装等で色分けして、違和感なく一日の出来事として繋ぎ切ったのは実に巧い…小ネタもクロスさせる遊び心もあり、違う角度から二人の愛の深さを語ってみせ、後はオチ次第となる訳で。
うーん、俗に言う観客に結論を委ねるパターンで、悪くはないが…ただサスペンスな話のオチは、きっちりと収束させて欲しかった。
はい、ジョセフ・ゴードン・レヴィット…流石のキレと存在感です。