ORODIM

キューポラのある街のORODIMのレビュー・感想・評価

キューポラのある街(1962年製作の映画)
4.5
アマプラにて試聴。こんな映画が昔からあったのか題名だけは聞いたことはあったけど、、、もっと学生時代とかに見たかった!かつて子供だった事があるひとならば、時代を越えて響く作品だと思う。この主人公のそのときそのときの気持ちは、見てるだけで痛く伝わってきた。同じ境遇や経験にないひとでも、さすがにわかるしかない、共感、心に響く表現。自分の力だけでは状況を打破できない時、無力と感じるとき、どうにもならないとき、それを一人の少女がどうやって乗り越えようとするかを、嘘っぽい奇跡を用いずに描いている。ジュンがどんな大人になるか、楽しみである。ジュンがんばれって時空を越えてエールを贈りたくなった。
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