広島カップ

キューポラのある街の広島カップのレビュー・感想・評価

キューポラのある街(1962年製作の映画)
3.5
街の躍動感というものを感じます。

埼玉県川口という街、もちろんキューポラが街にあったその当時の話ですけれど若者を育てるにはこんなに良い街は無いように思います。

鋳物工場の街で大人も体を使って毎日精一杯生きている。それでも皆生活には困窮していて子供達はそれを間近に見て成長していく。
大人達の良い面も悪い面も身近に見ながらお手本にし大きくなって行く。若者、子供は生きていくために必要なものを自然と身に付けていく。

吉永小百合という女優の若い頃のパワフルな面が良く窺えます。
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