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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTのYUIのレビュー・感想・評価

3.0
〜スーパーコンボに向けてワイスピ制覇チャレンジ〜 【3作目】

今作の舞台はなんと東京!!
1, 2作目で活躍したブライアンなどは登場せず、新たに登場したキャラクター"ショーン"が今回の主人公。今まで"ワイルドスピードといえばこの人!"というイメージのブライアンやドミニクたちが登場しないため、ワイスピ感があまりなかったのが残念。

公開順としては3作目ですが、時系列順に並べると
1(ワイルド・スピード)
→2(X2)
→4(MAX)
→5(MEGA MAX)
→6(EURO MISSION)
→3(X3 TOKYO DRIFT)ーーこの作品!
→7(SKY MISSION)
→8(ICE BREAK)
になるので、観る順番は人によって違うかもしれません。ちなみに私は公開順に鑑賞しました。

この作品には、北川景子さん・妻夫木聡さん・千葉真一さんなど、有名な日本人俳優が出演していることでも話題になりました。

作品の見どころと言ったら、やはりカーアクション。最初はドリフトができず、"ドリフト・キング"の頭文字をとった強敵・"DK"に大敗してしまうショーンですが、ハンにレッスンをしてもらいドリフトを習得していく姿は面白かったです。(ちょっと習得が遅すぎる気もしたけど...)

舞台が東京ということで、主人公ショーンが通う学校はもちろん日本の学校。「うわばき」など、日本語も度々出てきました。正直、"こんなの東京じゃない..."と思ってしまう描写も多々ありましたが、街の標識が日本語だったり、日本語で会話する場面が何度か見受けられたりと、日本に住んでいる者として親近感が湧きました。

私が一番好きだったシーンは、渋谷でのカーチェイス。人がたくさん行き交うスクランブル交差点で上手く人を避けながら車が突っ込んでいく映像なんて、後にも先にもこの作品しかないのでは!?
(メイキング映像によると、スクランブル交差点でのこの撮影はロサンゼルスの道路を封鎖して撮影したらしいです。標識などは日本語の物を取り付け、建物などは映像に後でCG加工をしたとか。)

また、ワイスピシリーズに欠かせないあの人が『ハンを知る者』として登場した所でテンションが上がりました。今後どうストーリーが展開してくるのか楽しみ!
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