ばあばちゃん

ホテル・ルワンダのばあばちゃんのレビュー・感想・評価

ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)
-

1994年、アフリカのルワンダで民族対立が原因の大量虐殺事件が発生、欧米諸国や国連の無策が被害を拡大させる中、1200人もの人々をホテルに匿い、機転と交渉力でその命を守り抜いた一人のホテルマンの奇跡の実話を映画化。

ベルギー系の高級ホテル“ミル・コリン”で働く有能な支配人ポール。ある晩帰宅した彼は、暗闇に妻子や近所の人たちが身を潜めているのを目にする。フツ族大統領が何者かに殺され、これを契機にフツ族の人々が少数派のツチ族の市民を襲撃し始めたのだ。

妻がツチ族だったことから一行はフツ族の襲撃を逃れミル・コリンに緊急避難する。外国資本のミル・コリンはフツ族の民兵たちもうかつには手を出せなかった。そのため、命からがら逃げ延びてきた人々が続々と集まってくるのだが…。

日本では長い間公開のメドが立たずにいたが、有志による熱心な署名活動が実を結び晴れて公開実現当時話題に。大丈夫か日本…。