元はというとベルギーが植民地時代に、宗主国に歯向かう力を削ぐためにツチ族とフツ族を分断し対立させる構図を作った。少数のツチ族を優遇し、大多数のフツ族は不満爆発。
国は独立後にフツ族が政権を握り、ツチ族を国外追放。
やがて反政府軍となってツチ族が反乱を起こし内戦へと突入していく。
それにしてもだ、元はベルギーが作った対立構造だというのに彼らは虐殺を繰り返す。しかも100年前の出来事とかならわからなくもないが、たかだか20数年前である。
戦う理由も大義なき戦いである。国のためでも、宗教的教義のためでもない。
単なる暴走族の争いのようなものである。それで同じ国民を100万人も殺すか?
なかなか理解し難いな。。。
ホテルが舞台となる映画は「ホテルムンバイ」とどうしても比べてしまう。ムンバイではホテルマンとして徹底した振る舞いをするわけだ。
ただルワンダでは、賄賂などでとりもって難をやりすごす感じだ。民度の差なんだろうか。。。旧石器時代を見ているようだ。
もちろんホテルマンの勇気ある行動は大変素晴らしい。素晴らしいがこうした理性をもつ人間がほんの数人しかいない印象だ。
というか、アベンジャーズシリーズのファルコンさんじゃないか!!