アイルランドに実在した脳性麻痺の画家クリスティ・ブラウンの自伝的映画。
障害者というだけで見下し、同情し、持ち上げてくる周りの大人たちへ心の中で中指を立て続けるクリスティ。成長するにつれどんなに愛を伝えても恋愛対象にすら見られない悔しさを噛み締める。障害者は酒を飲んで暴言を吐いてはいけないのか、恋すらできないのか？ただ普通に生きたいと願う彼を見て色んなことを考えてしまった
無意識に扱いを変えてしまう大人と対照的に、どんな遊びにもクリスティを混ぜて楽しんでしまう同年代の子供たちのバイタリティの豊かさがすごかった。じわじわと良い映画
