ガブXスカイウォーカー

スター・トレックVI/未知の世界のガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

3.0
クリンゴン本星の資源衛星プラクシスが事故により爆発し、そのままではクリンゴン人は50年後に滅亡してしまう状況に陥った。それはこれまで長年の敵対関係にあった惑星連邦とクリンゴン帝国が和平交渉を結ぶチャンスでもあった。スポックは嫌がるカーク船長と共に和平交渉に挑むが・・・・。

という基本ストーリーはカーク船長の映画版スター・トレック最終作にふさわしいのだが、本作のエンタープライズクルーの会話、行動は今までのシリーズ作品に比べると明らかにレベルが低過ぎる。コメディ要素を増やしたかったのかもしれないが、カーク船長たちはこんなにアホじゃない。傑作『スター・トレック2 カーンの逆襲』のニコラス・メイヤー監督でも脚本が悪いとこうなってしまうのか。ちょっと残念と言わざるを得ない一本だ。