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侠花列伝 襲名賭博のTK71のレビュー・感想・評価

侠花列伝 襲名賭博(1969年製作の映画)
4.0
梶芽衣子が日活入りし、ちょうど「太田 雅子→梶芽衣子」と名前を変えた頃。この頃から日活側は梶をスターとして売り上げるため、仁侠映画などにどんどん出演させる。主役は松原智恵子だが準主役の梶はまだ若干あどけなさはあるが見事なクール・ビューティをこの頃から光らせてる。
心の優しい芸者の志満を演じる松原智恵子はある日、ケガをおおった逃亡中のヤクザ、柿沢高次(藤竜也)と出会う。本来は地元の幼馴染の組みの親分、向田周吉(江原真二郎)との許嫁となっている志満だが、高次との間に恋が生まれる。敵のヤクザに高次の居場所がバレ、二人はかけおちをするが途中ではぐれ、東京で再会することを約束する。高次につけまとって彼に対して恋心を持つ謎の「壺振り」マキ(梶芽衣子)がこのとき登場。
志満は再開の約束の日までは東京の飲食店で身を潜むが店の主人の息子、菊本露八 (高橋英樹)がある日、刑務所から帰ってくる。せわになった組に会いに行った露八に最初に与えられた仕事は「柿沢高次」という逃亡者を殺すこと。。。
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