飛び抜けて美しく、常に仲間の中心にいる理央、17歳。
過去のトラウマから他人を信じられず、自分に役立つ人とお金にしか興味を持てずにいた。
そんなある日、どこか寂しげな 35歳の大学講師・光輝と出会い、運命の恋に落ちる。
佐々木希、谷原章介主演の、ケータイ小説が原作のラブストーリー。
「私は先生を愛してるよ
だから言葉にするよ
表情で ネイルの色で
お気に入りのワンピースで
念入りに巻いたヘアスタイルで
あの手この手で
あなたへの愛を表現するよ」
ちょっと割愛しましたが、予告で初めて聞いた時からこのセリフがずっと印象に残っています。
内容は、援交してふらふらしてる女子高生が本気で恋したのは、病気で余命わずかの大学教授。
一目ぼれしてしまった女子高生は超ストレートに猛アタックするんだけど、余命わずかの谷原さんはなかなか自分の気持ちに素直になれないんだけど~ってゆう感じ。
ほんとによくある恋愛映画です。
ありがちでドラマチックすぎる展開なのは覚悟の上だけど、それでも、こういう純な恋愛映画はきゅんとさせられる。
図書館のシーンとか、病院のシーンとか、胸キュンポイント多すぎです。
また、いかにも「ケータイ小説」な感じの不幸なバックグラウンドがいっぱいあります。
でも全編通じてあまり暗い話ではなかったし、何よりラストが良かったので好印象。
先が見えるような展開な部分もありますが、 それ以上に私は感情移入し過ぎて感動の嵐でした。
純粋な恋で、無邪気に好きな人のために頑張れるところ…いいなぁっと思いました。
イジメ・援交をやっていた女子高生が、1人の人を本気で好きになって変わっていく。
真っ直ぐな気持ちをぶつけられるのも若さ故だと思った。
恋の力はやっぱりすごいね。
みんな何かしらの心残り、闇を抱えてるもの。
だけど明るく前を向く大切さを教えてくれる映画です。
先生に出会う前の佐々木希はちょっとエゲツないことやってますが…。
ストーリーとしては、まぁこんな高校生いないよみたいな突っ込みどころは満載でしたし、これといって目新しい設定という訳でもないし、友達関係の話がちょっと軽い気もしたけど、原作がケータイ小説なのを考えるとよかったと思います。
そして大根役者っぷりをカバーしておつりがくるぐらいの、佐々木希さんの美しさに圧巻の一言。
それだけでこの映画は成功なんだろな。
あとは谷原さんの演技様々ですね。
佐々木希さんを上手くサポートしているなと思いました。
谷原さんはコミカルな演技からシリアスな演技まで自在にできる方なので安心して見れます
佐々木希さんがかわいいのはもちろんのことで、それ以上に忘れかけていた人を好きになった時の感情を呼び戻してくれた作品でした。