ジブリ制作の劇場長編アニメーション映画コンプリートのため、2004年公開の13作目『ハウルの動く城』を鑑賞。
つい最近の作品のようなイメージだったけど、もう17年も前の作品なのか…
以前にも観た記憶があるけど、いつ観たのかも忘れてしまった。
ハウルがとにかくかっこよくてダメで最高。
ハウルというキャラクターの存在だけで高得点。
男なんて弱いほうがいい。
強がろうとしておかしくなるくらいなら、ありのままの弱さをさらけ出してくれたほうがいい。
夫と観たけど、ハウルの弱さは夫の弱さと似ている。
さすがに、夫はどれだけ落ち込んでも緑色の粘液は出さないけど。
声優を務めたのは、加藤治子、美輪明宏、神木隆之介、我修院達也、大泉洋など、これまでのジブリ作品でも声優を務めてきた人たちばかり。
もちろん安定感があるからこそ起用されているんだろうけど、このあたりの人たちが演じるキャラクターが喋ると、『魔女の宅急便』やら『もののけ姫』やら『千と千尋の神隠し』やらのキャラクターが脳内に浮かんでしまい、若干気が散ったりもした。
ただ、メインキャラクターのハウルとソフィーを演じる木村拓哉と倍賞千恵子はジブリ作品で声優を務めるのが初めてだったので、そういったことはなかった。
木村拓哉のハウルは文句無しに良かったと思う。
倍賞千恵子のソフィーも良かったけど、やっぱりさすがに若い姿の時には違和感があったな。
英語吹き替え版だと若い姿の時と老いた姿の時で声優が違うらしいから、普通にそういう対応で良かったんじゃないかなという気もする。
【2021.10.30.鑑賞】
【2021.10.31.レビュー投稿】