あざらし

ハウルの動く城のあざらしのレビュー・感想・評価

ハウルの動く城(2004年製作の映画)
4.0
「ハウルに心が無いですって?」

宮崎駿監督らしい夢のある想像力豊かなアニメです。

今回はお年寄りが画面によく出てきます…お年寄りが主人公の映画って、もっとあっても良いと思います。

場面は空の上であったり、波にのまれたり、かと思うと地を這います。

登場人物もとても個性的で、次の展開が読めません。でも、宮崎駿アニメのいつもの気持ち良さは変わりません。

木村拓哉は俳優として好きではありませんが、ハウルの木村拓哉は顔が出ていないのにハンサムさが出ていて、とても好きです。

宮崎駿監督にしか描けない、奇想天外なファンタジーの世界。素晴らしいアニメーションだと思います。

「お母さま、ハウルに恋をしているのね。」

この映画で好きな台詞があります。
「街にいる人を焼きに行くのさ。」
「敵?味方?」
「…どちらにしても、同じことさ。」
軍艦に焼かれる人々。
敵でも味方でも、焼かれるのは人々…敵でも味方でもそれは変わらないです。
世界の平和を願います。
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