「小さな恋のメロディー」で一躍、子役で日本でも大人気になったマークレスターの人気の出る1年前の作品。
いつも「狼が来たぞ~」と嘘をついて村の人達を騙し、本当に狼が来た時には誰も信じてもらえなかったイソップ童話がありましたよね。
この主人公も、大統領暗殺の犯人を目撃するのですが、普段からみんなに嘘をついて楽しんでいるため、誰にも信じてもらえず、犯人から命を狙われるサスペンスの傑作です。
最近のサスペンス映画を見慣れている方には物足りないと感じるでしょうが、低予算でも映像の見せ方や脚本で、ここまで飽きずに楽しませてくれるのは、監督の手腕ですね。
日本では知名度は低いジョンハフ監督ですが「ヘルハウス」「ダーティ・メリー・クレイジー・ラリー」「ブラス・ターゲット」などの隠れたファンが多い監督です。
映画ファンとしては、こういう映画がDVDで見れるのは本当に嬉しいです。