昔の当たり屋一家の実話の映画化。子供に当たり屋させるというだけで
せつない。
子供が自分たちが原因での事故で本当に他人の少女が死んだ時の描写がこれまたせつない。最後にそれを想い出させて終わるのはうまいと思った。
少年にとっての宇宙人というのは何だったんだろうか?
小山明子。大阪弁も自然だし演技もいい。ただ惜しむらくはこの役には
綺麗すぎる。どんだけやぼったくしても綺麗なのだからこの役にはあわないと思った。大島渚の映画だし主演女優にするのは当たり前なんだろうけど。
リアリティをそれだけで失った。
あともう一つの実話としてこの少年役は施設の素人の子供。いい味出しているけど、この子は養子も次の映画も断り施設に戻ったらしい。
大島組撮影で何があったんだ?